複数の広告媒体に一度にアプローチできるアドネットワークとは?

アドネットワークとは?

アドネットワークという言葉をご存じでしょうか?

アドネットワークとは複数の広告媒体(WEBサイト、ソーシャルメディアなど)を集めて広告配信ネットワークを作り、それらの媒体にまとめて広告を配信する仕組みのことを言います。広告媒体をまとめることで、より多くのトラフィックが見込めます。また、アドネットワーク業者に掲載前後の処理を任せられるので、社内業務の効率化にもなります。

今回はアドネットワークのメリット・デメリットを紹介します。
効果的なネット広告を検討されている方は参考にしていただければと思います。

アドネットワークのメリット・デメリット

アドネットワークは一つ一つの媒体に個別に出稿する必要がない為簡単かつ便利にたくさんのトラフィックを確保できます。しかし、メリットばかりではありません。ここではアドネットワークのメリット・デメリットを紹介します。

【アドネットワークのメリット】

アドネットワークには5つのメリットがあります。
①入稿および入札するだけで、そのアドネットワーク傘下の広告媒体に大量に出稿できるようになる。
②インプレッション、クリック、CTR、コンバージョン、CVRなどの効果測定をまとめて確認することができる
③時間・曜日・地域など細かい配信設定が可能なため、ターゲットを絞って広告の効果を高められる
④アドネットワーク傘下のWebサイトがカテゴリーごとに分類されているため、特定カテゴリーのみに広告配信ができる
⑤アドネットワークごとに独自のターゲティング手法があり、目的に応じての使い分けが可能

アドネットワークのデメリット

一方でアドネットワークには3つのデメリットがあります。
①出稿する媒体を選定できないため、ターゲットにしていないWEBサイトにも広告が出てしまう可能性がある
②アドネットワークごとに課金形態、入札システム、ターゲティング手法が異なるため、アドネットワークごとに異なる運用が必要になる
③アプローチしたいターゲットや広告を配信したい媒体が異なる場合、複数のアドネットワークへの出稿が必要になる

まとめ

アドネットワークは複数の媒体にまとめて広告をだせる点と、効果測定もしやすい点などネット広告配信の効果を高める上で有効な手法です。意図しない媒体で広告が出るなどのデメリットもあるものの、全体の効果としてはWEBマーケティング強化のためには活用していきたいところです。


しかし、アドネットワーク運用のためには簡単とはいえ、知識と技術が必要となります。もちろん、社内での対応も不可能ではありませんが手間を省くことや複数のアドネットワークを利用する場合は代理店を活用するのも一つの手段です。いずれにしても、アドネットワークを活用することでWEBサイトの流入増そして売上増につなげていただけたらと思います。

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