ファセットナビゲーションの種類と注意事項
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ファセットナビゲーションとは?
ウェブ上で自分の目的の物を探す際は、検索で探すのが一般的です。検索というとGoogleなどの検索エンジンでキーワードを打ちこんで検索結果が出るSEOをイメージするでしょう。しかし、検索をするのは検索エンジンだけではありません。ECサイトなどで、目的の商品やサービスを見つけるためにサイト内でカテゴリなどの条件のリンクをクリックして絞り込んでいくことがあります。このサイト内でカテゴリや種類などのリンクをクリックして絞り込むことを、「ファセットナビゲーション(faceted navigation)」または「ファセット検索」と呼びます。
ファセットナビゲーションは、検索窓にキーワードを直接打ちこむのではなく、カテゴリ一覧などからユーザーが選んでクリックします。たとえば、ECサイトのサイドバーに商品のカテゴリがたくさん並んでいて、その中の1つをクリックするとその種類の商品を絞り込むことができますね。商品の種類だけでなく、「0円~1000円」などの価格帯やメーカー名あるいは新着順などの項目をクリックして絞り込むのもファセットナビゲーションです。そのため、サイト側があらかじめ提示する検索条件やリンクを用意しておく必要があります。
サイトを訪れたユーザーに検索条件を提示することで、ユーザーが目的の商品までたどり着きやすくなるメリットがあります。ファセットナビゲーションを上手に作成すると、サイトのユーザビリティが向上するためにSEOにも良い影響が出るのでとても大切なものです。
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ファセットナビゲーションを作成する際の3つの注意点
ファセットナビゲーションは、ユーザーの使いやすさやサイト評価のためにとても重要になるため、検索条件などを適切に作成する必要があります。ファセットナビゲーションを作成するにあたっての注意点を紹介します。
【すべてのページにアクセスできるようにする】まず、孤立したページができないようにファセットナビゲーションを作成しましょう。ファセットナビゲーションのリンクを通じて、全ての商品ページにアクセスできるようにすることがユーザビリティの面でも重要です。
【商品やカテゴリのページのURLをそれぞれ1つだけにする】個々の商品ページのURLはもちろん、カテゴリのページを表すURLも1つずつにしてください。ファセットナビゲーションが原因で、同じページに複数のURLでアクセスできてしまうことがあるので、そうならないように注意しましょう。
【意味のないリンクを作らない】ファセットナビゲーションは検索条件をうまく設定すればとても便利ですが、やたらと作ればいいわけではありません。条件に合う商品が1つもないとか、その条件で絞り込むユーザーがほとんどいないとか、そのようなリンクを作っても意味がないだけでなくサイト評価の低下につながります。
ユーザーが商品やサービスを探す意図をきちんと考えて、提示条件をしっかり設定してファセットナビゲーションを作成してください。
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