インプレッションの計測と増やし方

インプレッションの意味とは?PVとリーチとの違い

インプレッションとは、リスティング広告やディスプレイ広告等がユーザーに表示された回数のことです。また、TwitterやFacebookなどのSNSの場合では広告の表示に限らず、投稿が表示された回数のことを指す場合もあります。Webマーケティングでは様々なKPIを設定し、そのKPIを達成するための様々な施策を打っていきます。その第一段階としてユーザーへの広告表示を増やし商品やサービスを幅広く認知させる必要があるため、インプレッションを見える化し分析することはとても重要です。

インプレッションと似ている用語で「PV(Page View)」があります。PVは広告のありなしに関わらずユーザーが「Webページ」を表示した回数をカウントします。以前は1ページにつき1つの広告が多かったため、インプレッションとPVは同義とされていました。しかし最近では1ページに複数の広告が掲載されるケースが多いため、インプレッション数=PV数とはなりません。

また、似ている用語として「リーチ(Reach)」があります。リーチとは広告のユーザーへの到達率のことで、広告が画面上に表示された「ユーザー数」を表します。例えば、同じユーザーが1日に5回そのWebページを表示して広告を見た場合、広告のインプレッションは5ですが、同じユーザーのためリーチは1とカウントします。

インプレッション数を計測する方法とは?

インプレッションは広告を配信するサーバーのログをベースにカウントされます。インプレッション数の計測方法には「リクエストベース」と「OTSベース」とがあります。

リクエストベースは、サーバへのリクエスト回数=インプレッションとしてカウントする方法です。サーバーへのリクエスト回数を広告の表示回数としてカウントする方法で多くの広告で採用されています。

OTSとはOpportunity to Seeの略で、広告の「閲覧される機会」「接触される機会」を表す概念で広告が実際にターゲットに届いたか、広告にどれくらい接触したかを計測する手法のことです。広告がユーザーに単に表示されただけでは不十分で、実際に見たか・接触したか重要とする概念です。

インプレッションを増やす方法とは?

いかに品質の高い広告でもユーザーの画面に表示されなければ意味がないため、ここではリスティング広告のインプレッションを増やす方法をご紹介します。

インプレッションを増やす方法としては、課金している広告への予算を増やす方法があります。リスティング広告では1日の予算によって表示数に制限がかけられている場合があります。その上限を超えてしまうと広告表示が停止され、ユーザー側に表示されなくなるため、獲得できたであろうユーザーに広告が表示されず機会損失になってしまいます。

頻繁に予算額の上限に達するようであれば、予算金額を増やすることを検討しましょう。

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