SNSを活用する前に

近年、SNSを集客のために利用する企業が多くなってきました。そこで今回はSNSを使って集客する際に必要なポイントを説明していきます。まず最初にフォロワー数を増やすことが重要です。多くの人に知ってもらえないとどれだけ情報提供しても意味がありません。そのため、友人からでも良いのでフォロワーを増やすことが必要です。フォロワーが増えるほど多くの人に見てもらうことができ、拡散される可能性も高くなります。ただし、企業にとって貢献度の高いユーザーにフォローしてもらうことも重要になります。SNSの中で影響力の高い「インフルエンサー」と呼ばれる人にフォローされるとより良いでしょう。

フォロワーを増やすことも必要ですが、宣伝や広告を控えることも重要です。SNSは集客の場として有効な方法ですが、SNSはあくまでも「コミュニケーションツール」という前提を忘れずに集客をすることが不可欠です。自社自体に親近感を覚えてもらい、そして新鮮で気になる情報を発信し続けましょう。どのような目標があってもユーザーとの交流を大切にし、親近感を持ってもらえればとても良い傾向にあります。

・

SNS上での口コミ、どう捉えるべきか？

SNSは知らない人とコミュニケーションを取る場所というイメージが強かったですが、現在はリアルの友達や知り合いとのコミュニケーションの場として利用する人が増えています。つまり、その周りには住んでいる場所や年齢、趣味や価値観などが近い人もいると捉えることができ、このような場に口コミとしてSNSに投稿されています。SNS上で情報をシェアする人は、有益な情報を提供する自分を認めてほしいという気持ちを持っている傾向にあります。それが商品や、サービスを口コミとしてSNSに投稿するということにもなります。このような投稿は、企業側があえて行わなくても、自然に口コミや宣伝として情報が拡散されるという仕組みになっています。

SNSで口コミを作っていくには、マストバイキャンペーンを実施してみると良いでしょう。マストバイキャンペーンとは、ユーザーが購入した商品に企業側は指定をしたハッシュタグを投稿すれば、イベントに参加できるというキャンペーンのことです。企業のほとんどは、投稿してくれたユーザーの中から抽選で賞品を贈ることが一般的です。最近では、商品を購入していなくてもアカウントのフォローやリツイートなどをするだけでキャンペーンに参加できるようにしている企業も増えています。この機会に企業側は、フォロワーや口コミを増やすチャンスができたり、ユーザーはタダで賞品やサービスをゲットできるチャンスができたりするということです。

・

SNSから集客につなげるポイント

割引サービスの適用を条件として口コミをお願いすることもできます。これは、飲食店や美容院などの店舗型におすすめの方法です。お店に来てくれたお客さんに対して、割引サービスをする代わりにSNSにハッシュタグをつけて投稿してほしいとお願いします。そうすることで、ハッシュタグから自分のアカウントにジャンプしてもらえるようになります。また実際にお店に訪れた人の投稿であるため、信憑性が期待できる方法となっています。

SNSは企業の宣伝の場としてとても良い環境で集客にもつながります。親近感を持ってもらうなど、注意することはたくさんありますが、成果は必ず出る方法となっています。

・