ペルソナを設定しましょう

ペルソナとは?

ペルソナとは、商品やサービスを利用するユーザー像のことです。ターゲットよりも詳細に設定する点が特徴となります。

例えばターゲットは「20代・女性・会社員」など、ユーザーとなる層を設定しますよね。ペルソナはさらに具体的に、「26歳・女性・中央大学卒業・東京都世田谷区在住・アパレル企業の広報担当・趣味はネイル」のように設定します。絵や写真も用いれば、よりはっきりとイメージをすることができます。対象となる層を絞るのではなく、1人の人物像を作り上げることがポイントです。

ペルソナを設定する際の項目は・年齢・性別・居住場所・職業・年収・学歴・趣味・ライフスタイル・性格・よく利用するS N S・商品やサービスに関する悩み

この他にも、商品やサービスの購入に影響しそうな項目は全て設定しましょう。また、趣味やライフスタイルなどに関してさらに項目を増やし、深掘りするのも良いですね。

ペルソナを設定するメリット

ペルソナを設定するメリットはどのようなものがあるのでしょうか?

【チーム内でイメージを統一できる】ペルソナを設定することで、チーム内でのユーザー像にズレが生じるのを防ぎます。そしてユーザー像を正しく共有することで、話し合いの土台を固めることができますね。コミュニケーションコストの削減にも繋がります。

【マーケティングの質を向上させられる】ユーザー像が具体的であればあるほど、その先の戦略も具体的に立てることができますね。例えばよく使う公共施設やS N S/インターネットサービス、またその時間帯まで設定できれば、ユーザーへのより有効なアプローチ方法を選択することに繋がります。

【ユーザーへの理解を深められる】明確なユーザー像を設定することで、ユーザーのニーズをよりリアルに理解することができます。設定したペルソナのニーズを徹底的に満たすことで、結果的に多くの人に刺さる商品・サービスを生み出すことができます。

ペルソナの正しい作成方法

ペルソナは、ただ詳細に設定すれば良いというわけではありません。正しく設定しなければ、マーケティングの妨げになったりユーザー像の誤った理解につながったりしてしまいます。ペルソナを正しく設定するためには、いくつかポイントがあります。

【一次情報を参考にする】一次情報とは、ユーザーから直接集めた情報のことです。S N Sやインターネットで集めた情報をデータ化し、それを元にペルソナを設定していきましょう。想像ではなく事実に基づいた情報から設定することで、ペルソナと実際のユーザーの間にズレが生じるのを防ぎます。

【定期的に見直す】ペルソナのニーズは、生活環境や社会の流れに合わせて少しずつ変化していきます。定期的に新しい情報を集めペルソナを見直すことで、正確なニーズを理解するようにしましょう。

以上のポイントを抑えて正しくペルソナを設定し、マーケティングに活かしましょう。

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